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 よくある質問

ピアノの調律や修理に関する、よくあるご質問をまとめてみました。
ご参考にしていただけたらうれしいです。
ここにない疑問は、どんな簡単な事でも構いませんので、是非お問い合わせのフォームからご質問ください。

Q1 調律は1年に1回必要なのですか?

 

 調律したては濁りなくスッキリした音のピアノも、本当に綺麗な音で弾けるのは最初の数ヶ月くらいです。1年もたつとピアノの音はだいぶ低くなりバラバラで濁った響きになっています。それに、調律に伺う時には、湿気の故障を修理したり、機械部分の狂った調整を直したり、内部に入り込んだホコリのお掃除をしたり…といった、音を正しく合わせる以上のことをしています。ですので、安心して美しい音で使いたい、と思われるのでしたら、基本的には1年に1度のメンテナンスを含む調律をお勧めしています。ですがもちろん、どのくらいの期間で調律されるかはお客様によって様々です。使用目的やどのくらいのコンディションを望むかで、ご自分に合った頻度で実施されると良いでしょう。(ちなみに音楽教室や音大などでは半年~3ヶ月に1度、使用頻度によっては毎月調律しているところもたくさんあります。) 

Q2 乾燥剤は必ず必要なのでしょうか? 

 たしかに湿度の高い一軒家や、マンションの風通しの悪いお部屋などでは乾燥剤を入れることもありますが、環境によっては必要ない場合もありますので、当社では場所やピアノの状態を見て必要なときだけ入れています。 有無を言わさず乾燥剤を売りつけることはありませんのでご安心ください。(そういう調律師も一部にいるので注意が必要なのです。) 一年を通して40~60%くらいの湿度に保てていればピアノにとってはとても良い環境といえます。

 

Q3 床暖房なのですが、ピアノに影響はありますか? 

 近年では湿気よりもむしろ床暖房による過乾燥が注視されています。たいがいピアノは部屋の端のほうに置かれていることが多く、そこにはパイプは通っていないのですが、熱伝導というのは確実にピアノに伝わってきていまして木が乾きすぎてしまうのです。症状としては共鳴版にひびが入ったり、外装パネルなど木と木の接着が剥がれてしまったり、ピアノ全体のネジ類が激しく緩んできたり、湿気の故障よりも致命傷になることも多いです。 床暖房対策はいくつかありますが、断熱マットを敷くというのが手軽でかつ防音効果もあり良いと思われます。

Q4 かなり長く放置してしまったのですが、それでも直るのでしょうか? 

 

 はい、直ります! ピアノの寿命は長く(100年も使えるものもあります。4・50年なんてまだまだです)、消耗部品などを交換すればほとんどどんな状態からでも修復できます。それに、当然ですが直すほうが新品や中古のピアノを買うよりもずっと安く済みます。ご自分のピアノの状態や修理にかかる予算などをお知りになりたい方は、ぜひお気軽に無料のお見積もりをお申し付けください。ご実家に眠っているピアノも、きっとまだまだ活躍してくれるはずですよ!

 

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